ALC・パワーバードの雨漏り

ALC・パワーボードのシーリングからの雨漏りについて

ここでは、ALCやパワーボード外壁の経年劣化したシーリング部からの雨漏りについて詳しく解説していきます。

ALC1枚のパネルの大きさは幅が600mm、長さが1800~3000mm、厚みが37mm~50mmです。

パワーボード1枚のパネルの大きさは幅が606mm、長さが1820mm、厚みが37mm~50mmです。

通常ALCの場合鉄骨造りで2次防水の透湿性防水シートが無く、パワーボードの場合は木造造りで2次防水の透湿性防水シートが施工せれている場合が多いです。

ALCとパワーボードのシーリング

ALC

パワーボード

ALCはオレンジ色のテープを貼っている所を全て現況シーリングの施工部で、改修時には当然全て改修します。又、パワーボードの写真の白いラインの箇所は全てシーリング改修した所です。

このようにALCやパワーボードの外壁は長方形のパネルを組み合わせている高の為、パネル間や開口部の窓周り、貫通部には隙間が出来る為、柔軟性のあるシーリング材で隙間を全て埋めます。

シーリングが経年劣化で亀裂などが入った場合、雨漏りなどのトラブルに繋がる場合があります。

ALC目地シーリング部の雨漏り

雨漏り散水調査

目地からの雨漏り

雨漏りしているALC外壁に散水して雨漏り箇所を特定した所、予想通りに経年劣化した目地からの漏水でした。

写真を見てわかるように、2次防水が無いため点検口からのぞく目地に沿って水が漏れている事が簡単に分かりました。

パワーボードの場合透湿性防水シートがある為特定が困難であるだけでなく、逆に言うと雨漏りしている事を知らずに生活している場合がほとんどだと思われます。

ALC目地シーリングからの雨漏り

ALC外壁の建物

散水調査

ALC雨漏り

ALC雨漏り

こちらもALC外壁の目地からの雨漏りです。

数年前に塗装工事した時に、目地のシーリングをほとんどしていなかったため、早期に雨漏りが発生したと思われます。

ALCは吸水性が高く雨漏りの水を内部に含むため、よっぽどの事でないと雨水が流れ落ちる事がありませんが、これだけ酷いと内部の補強用のメタルが錆びつき爆裂を起こし、ALCの破損を引き起こす恐れがあります。

このことからも外壁塗装時のALCやパワーボードのシーリング改修は、最も大事な工程になります。

ALCの爆裂

爆裂

爆裂

ALC外壁の爆裂とは、劣化したシーリングやクラック等から雨水が侵入し、補強用のメタルラスが錆びて膨張する過程で周りに圧力がかかり、ALCが浮いたり欠落する場合があります。

特に1枚目の写真はシーリング部から雨水が侵入している事が分かります。

この場合当然外壁の補修工事も施工しないといけません。

パワーボード目地からの雨漏り

雨の日にベランダ上裏から水滴が落ちてきたため当初ベランダからの雨漏りを疑いましたが、ベランダにいくら水をかけても水が出ない為、点検口を作りました。

パワーボードの雨漏り

散水調査

パワーボード目地

上裏からの雨漏り

ベランダ内部

ベランダ外壁の目地部分の割れを発見したのでそこに水をかけた所、内部に水が流れ出て上裏から水滴が落ちてきました。

パワーボードもALCと同じように目地のシーリング割れは要注意です。

長年雨水が侵入していたようでベランダ内部の木部は腐朽しかけていました。

雨漏りで最も注意したいのがこのように長年築かない雨漏りです。

ALC窓周りからの雨漏り

窓周り現況

窓周り撤去後

窓周り撤去後

窓から雨水

次はALCの窓周りのシーリング劣化部からの雨漏りです。

雨漏りが酷かったのか窓周りのシーリング部に施主様がエアコンのパテを詰めていました。

現況シーリングを撤去していると窓の下部から雨水の水滴が流れてきました。

ALCの窓周りは現況のシールが無いと内部は隙間だらけなので要注意です。

又、窓周りのシール改修は必ず打ち替えで施工しないと早期にトラブルに繋がります。

パワーボード窓周りからの雨漏り

濡れた防水シート

濡れた防水シート

乾燥している防水シート

乾燥している防水シート

次はパワーボードの窓周りのシーリング劣化部からの雨漏りです。

窓周りのシーリングを撤去していると、撤去したシーリング材がぐっしょりとぬれて内部の透湿性防水シートも雨水で濡れて色が変わっていました。

他の窓周りの乾燥している透湿性防水シートと比べるとよくわかると思います。

ALCやパワーボード外壁の塗装工事の場合、シーリングの改修をしない塗装店も多いと聞きますが、建物の防水性の向上を考えた場合最も大事な工程になります。

ALCやパワーボードの貫通からの雨漏り

換気口

換気口のサーモグラフィー

ALCやパワーボードの貫通部とは、換気口や給排水管、電気配線など外壁を貫通して建物内部に入りこんでいる設備の事です。

通常貫通部周りに空いた隙間はシーリングで埋めていますが、経年劣化で隙間が空くとそこから雨水が入り込みます。

上のサーモグラフィーで黒い〇で囲った換気口は周りの赤や白部分よりも低い温度の為、青色に写っています。

換気口下部の青色は換気口周りから雨水が入り込んでいる為、周りより温度が低くなっている為に青色に写っていると思われます。

貫通部のシーリング

配線貫通部

配線 換気口貫通部

配管貫通部

配管貫通部

配管貫通部

配管貫通部

貫通部のシーリング施工前と施工後の写真です。

配線箇所や配管周りなど案外隙間が空いている所があり、貫通部は透湿性防水シートも貫通している為、間違いなく雨水は建物内部に入り込んでいます。

シーリングの重要性

目地シーリング割れ

窓シーリング剥離

シーリング未施工の上に塗装

シーリング一部未施工

以上のことからALCやパワーボードのシーリングの割れや剥離は、建物内部に雨水の侵入を許します。

しかし塗装工事の全体的な工事費を抑える為にシーリングを省く塗装店も多いと聞きます。

施主様からすると良心的な塗装店に見えるそうですが、上の写真のようにシーリング部が割れている上に塗装していたり、ほんの一部だけ目地のシーリングをしているような工事では、本来防水性を高める為の工事が本末転倒になります。

ALCやパワーボードの塗装工事は、現況シーリング施工部は全て改修する事が基本になります。

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